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【関西の議論】〝勝谷劇場〟不発、迷走のサングラス 「明るく楽しい知事」一転して「71歳のおっさん」「ただの天下り」…多選批判毒舌空振り

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【関西の議論】
〝勝谷劇場〟不発、迷走のサングラス 「明るく楽しい知事」一転して「71歳のおっさん」「ただの天下り」…多選批判毒舌空振り

丸眼鏡に紺色スーツ姿のイメージチェンジで臨んだ兵庫県知事選への出馬会見から一転し、告示日にはいつものサングラス姿に戻った勝谷誠彦氏。選挙カーから笑顔で手を振ったが…=6月15日、神戸市中央区 丸眼鏡に紺色スーツ姿のイメージチェンジで臨んだ兵庫県知事選への出馬会見から一転し、告示日にはいつものサングラス姿に戻った勝谷誠彦氏。選挙カーから笑顔で手を振ったが…=6月15日、神戸市中央区

毒舌封印のはずが…

 〝迷走〟は外見だけにとどまらなかった。

 メディアでは毒舌で人気を集める勝谷氏だが、陣営は当初、「テレビでのイメージを変えたい」と、「批判や悪口は言わない」という方針を立てた。実際、出馬会見では厳しい表情を見せず、終始和やかな雰囲気で進められた。

 5選を目指す井戸氏についても「現職は良くやってくださっている」と一定の評価を示し、「悪口は言いたくない。人をおとしめて、自分がはい上がろうという気はない」とまで話していた。

 それが一転、日を追うごとに「71歳のおっさん」「ただの天下り」と口調が荒くなり始める。選挙活動で県内全41市町をまわり、税金の使い道や県政の不備を目の当たりにして「井戸県政に怒りを感じた」(勝谷氏)のだという。6月中旬に神戸市内で開いた講演会では、「古井戸の井戸さらいをせなあかんのですよ」と訴えた。

 6月15日の告示日には現職との間に火花が散る場面もあった。

 親交が深い自由党代表の小沢一郎氏直伝というビールケースの上に立ち、第一声を始めようとしたその時、目の前を井戸氏の選挙カーが通りかかったのだ。すかさずマイクのスイッチを入れた勝谷氏は「知事閣下におかれましては、長い間、本当にお疲れさまでした。せいぜいお体に気をつけてください」と皮肉たっぷりに呼びかけた。

 演説内容は勝谷氏が掲げる政策よりも、井戸氏の多選批判が中心となっていった。有権者からは「もっと政策の話が聞きたい」という声が上がり、陣営は選挙戦終盤に演説内容の軌道修正を図ったという。

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