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【関西の議論】〝勝谷劇場〟不発、迷走のサングラス 「明るく楽しい知事」一転して「71歳のおっさん」「ただの天下り」…多選批判毒舌空振り

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【関西の議論】
〝勝谷劇場〟不発、迷走のサングラス 「明るく楽しい知事」一転して「71歳のおっさん」「ただの天下り」…多選批判毒舌空振り

丸眼鏡に紺色スーツ姿のイメージチェンジで臨んだ兵庫県知事選への出馬会見から一転し、告示日にはいつものサングラス姿に戻った勝谷誠彦氏。選挙カーから笑顔で手を振ったが…=6月15日、神戸市中央区 丸眼鏡に紺色スーツ姿のイメージチェンジで臨んだ兵庫県知事選への出馬会見から一転し、告示日にはいつものサングラス姿に戻った勝谷誠彦氏。選挙カーから笑顔で手を振ったが…=6月15日、神戸市中央区

 「日本の保守といわれている人間が、いかに腐ったクソの保守か分かった。死ね!」。7月2日、小池百合子東京都知事が率いる「都民ファースト」が大躍進した都議選の裏で、とめどなく悪態をつく候補者がいた。同じ日に投開票された兵庫県知事選に出馬したコラムニストの勝谷誠彦氏(56)。知名度を生かし約64万7千票を獲得したものの、約94万5千票を得た現職の井戸敏三氏(71)を脅かすには至らなかった。選挙戦では井戸氏を「あんなおっさん」呼ばわりし、公約や政策よりも髪形やサングラスを変えたイメチェンの方が話題になった。〝勝谷劇場〟はなぜ、失敗に終わったのか。

「らしさ」全開の敗戦の弁

 「あー、楽しかった」

 井戸氏の当確が判明した2日夜、陣営や支持者らが集まる神戸市内のレストランに姿を見せた勝谷氏はそう言うと、涙をこらえながら満面の笑顔を見せた。

 その後に行われた記者会見では、「左巻きの発言になるけど、義勇兵を率いて戦ったチェ・ゲバラの気分。ゲバラは勝って、俺は負けたけど」と自らをキューバ革命の英雄になぞらえた。さらに「生涯賃金の半分くらい使って、17日間楽しませてもらった。『日本で一番難しい選挙を戦った』といえるのは大きい。その授業料と思えば安い」と、独特の表現で選挙戦を振り返った。

 5選を目指した現職の井戸氏のほかに、勝谷氏、「憲法が輝く兵庫県政をつくる会」代表幹事の津川知久氏(67)、元同県加西市長の中川暢三(ちょうぞう)氏(61)の新人3人が立候補した知事選。自民、民進、公明、社民の県組織から推薦を受けた井戸氏が盤石の組織戦を繰り広げた一方、勝谷氏は政党や特定団体の支援を受けずに選挙を戦った。

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