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戦時下の「地下指令部」 厚さ1.5メートル 奥行き15メートル 自衛隊呉総監部

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戦時下の「地下指令部」 厚さ1.5メートル 奥行き15メートル 自衛隊呉総監部

報道公開された日本海軍呉鎮守府の地下壕に続く通路=平成29年7月17日午後、広島県呉市の海上自衛隊呉地方総監部 報道公開された日本海軍呉鎮守府の地下壕に続く通路=平成29年7月17日午後、広島県呉市の海上自衛隊呉地方総監部

 太平洋戦争時に日本海軍呉鎮守府(広島県呉市)が使用した地下壕が初めて今月29日に一般公開されるのを前に17日、報道関係者向けの視察会があった。海上自衛隊呉地方総監部によると、当時の技術の粋を集め、アーチ型の天井や厚さ約1.5メートルの壁に覆われた作戦室は、臨時の「指令部」として使用された可能性もあるという。

敵機来襲時には豆ランプ点灯

 呉地方総監部によると、地下壕は昭和20年4月ごろ、呉鎮守府司令部庁舎の裏手に建設された。同年7月に空襲で庁舎が焼失した後、海軍は地下壕で任務に当たっていたとされる。終戦後は倉庫として使われていた。

 視察会では、頑丈なコンクリート壁で覆われ、幅14メートル、奥行き15メートル、最も高い地点6メートルの作戦室と隣の小部屋、鎮守府庁舎をつなぐ地下通路への立ち入りが許可された。敵機襲来時には作戦室の壁に張られた地図の豆ランプが点灯する仕組みになっていたとする記録が残っているという。

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