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【九州北部豪雨】「家族のため」復興誓う 自宅被害の6人家族、石井さん

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【九州北部豪雨】
「家族のため」復興誓う 自宅被害の6人家族、石井さん

避難所で避難生活を送る石井さん一家。自宅の写真を手に復興への思いを新たにしている=10日、福岡県朝倉市(志儀駒貴撮影) 避難所で避難生活を送る石井さん一家。自宅の写真を手に復興への思いを新たにしている=10日、福岡県朝倉市(志儀駒貴撮影)

 九州北部を襲った記録的な豪雨は、16日で発生から12日目を迎えた。甚大な被害を受けた福岡県朝倉市では今も多くの被災者が避難所生活を強いられている。同市杷木(はき)の建設業、石井健一朗さん(44)は約3年前に建てたばかりの自宅に大量の土砂が流れ込み、一家6人が一時離ればなれになった。現在も避難所生活を余儀なくされながら、家族の絆の大切さをかみしめる日々を送る。再建の見通しが立たない中、自宅からかろうじて持ち出した新築当時の写真を見つめ、復興への思いを新たにしている。

 石井さん一家は、健一朗さんと妻の美香さん(44)と4人の子供の6人家族。豪雨に見舞われた5日、健一朗さんと長男で会社員の丈一朗さん(19)、小学6年の三女、陽(みなみ)さん(12)の3人が自宅で孤立してしまった。

 家の前にあった橋は水没。2階建ての自宅1階には濁流が押し寄せて約1メートル床上浸水し、2階に避難した。周辺の家は流され、健一朗さんたちも「身の危険を感じた」という。ラジオで情報収集をしたものの、停電で電気もつかず、懐中電灯をともして一夜を明かした。

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