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【エンタメよもやま話】8年後、テレパシー実現!? 病院の“スキー帽”が進化する 米ベンチャーの天才女性CEO開発中

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【エンタメよもやま話】
8年後、テレパシー実現!? 病院の“スキー帽”が進化する 米ベンチャーの天才女性CEO開発中

「TEDカンファレンス」で講演する米ベンチャー企業「オープンウォーター」の創業者兼CEO、メアリー・ルー・ジェプセン氏(「TED」動画から https://www.ted.com ) 「TEDカンファレンス」で講演する米ベンチャー企業「オープンウォーター」の創業者兼CEO、メアリー・ルー・ジェプセン氏(「TED」動画から https://www.ted.com )

 ジェプセン氏は世界最大のSNS(交流サイト)、米フェイスブックの技術部門のエグゼクティブディレクターや、米フェイスブック傘下でバーチャルリアリティー(仮想現実、VR)技術を手がけるオキュラスのVR部門のディスプレー技術責任者を務めたほか、グーグルの研究開発部門「X(旧グーグルX)」や、米半導体素子メーカー、インテルでも技術部門の要職を担った人物です。

 それだけではありません。理系では世界最高峰のひとつで知られる米マサチューセッツ工科大学で教授を務め、自らが100以上の画期的な発明の特許を持っているという天才過ぎる女性なのです。

 そんなジェプセン氏が、脳などを検査する「MRI(核磁気共鳴画像法)」の装置をさらに進化させた機器の開発・実用化をめざし、昨年、所属先のフェイスブックを退社し、新たに設立した会社が「オープンウォーター」なのですが、ジェプセン氏は前述のCNBCに「数百万ドル(数億円)の(購入・設置費用がかかる)MRIの装置を、スキー帽のように着脱可能なものにする方法を考えついた」と話したのです。

 ご存じの方も多いと思いますが、大病院にあるMRIの装置を用いた「MRI検査」とは、ベッドに横たわった患者が強力な磁石でできた筒の中に入り、強い磁場とFMラジオなどに使う電波を用いて、脳といった体内の状態を画像にする検査です。

 これを可能にするMRI装置をジェプセン氏率いるオープンウォーター社は、スキー帽のように誰もが簡単かつ安価に使えるようにすることにメドを付けたというわけですが、この“スキー帽”について、オープンウォーターのウェブサイトはこう説明しているのです…。

 「オープンウォーターは、われわれの脳や体の内部を非常に詳細に見ることができる機器を作り出しています。そして、これにより、病気の診断や治療、そして、思考だけで(互いに)コミュニケーションできる新しい能力が約束されています」

 どういうことかと言いますと、現在のMRIの技術はすでに、われわれが頭で考えていることを可視化しているというのです。

 ジェプセン氏はこう言います。

 「(現在の)MRIの装置でも、あなたが何を言おうとしているのか、頭の中にどんなイメージがあるのか、また、あなたの頭の中でどんな音楽が鳴っているのかが分かります」

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