産経WEST

【九州北部豪雨】文化財被害26件超 重文財「普門院本堂」や国史跡「三連水車」

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【九州北部豪雨】
文化財被害26件超 重文財「普門院本堂」や国史跡「三連水車」

 朝倉市にある国指定史跡「三連水車」は、一部が土砂や流木で埋まり動かせない。同市指定の有形文化財で、江戸時代のものとされる石橋「久保鳥の石造桁橋」は、川の増水で流失した。

 シュロの木を使い獅子舞用みのを作る技能で、福岡県が「選定保存技術保持者」としていた朝倉市の井上輝雄さん(89)は濁流にのみ込まれたとみられ、犠牲になった。

 大分県日田市では、江戸時代の城下の町並みが残り、国の重要伝統的建造物群保存地区となっている豆田町で、大部分が床下浸水。国指定史跡で6世紀の装飾古墳「ガランドヤ古墳」は、覆っていた盛り土が崩れた。

 福岡県教委は「今後、市町村と一緒に調査を進めて修復への対応を検討したい」(文化財保護課)としている。大分県教委は被害額を算定するため、現場に職員を派遣する。

関連トピックス

「産経WEST」のランキング