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【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】逆転Vへ「広島カープ包囲網」提唱せよ! 十分チャンス、D・巨・中もメリット

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【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】
逆転Vへ「広島カープ包囲網」提唱せよ! 十分チャンス、D・巨・中もメリット

金本監督が本気で逆手Vを狙うなら… 金本監督が本気で逆手Vを狙うなら…

 金本監督が本気で逆転優勝を狙うなら「広島カープ包囲網」を提唱すべきです。阪神は43勝36敗の貯金7で球宴ブレークを迎えました。首位・広島とは8ゲーム差の2位ですが、広島は52勝29敗2分の貯金23。残り64試合で逆転するには極めて厳しい状況です。そこで西武黄金時代にパ・リーグ5球団がエース級の投手を西武戦に集中的にぶつけた「西武包囲網」の再現を他球団に提唱したらどうでしょう。広島の勝率を下げることはDeNA、巨人や中日にも共有のメリットがあるはずです。

■2年契約…あの近藤監督・仰木監督の「西武包囲網」見習おう

 金本阪神は球宴ブレークを2位で迎えました。43勝36敗の貯金7は大健闘と言えるでしょう。生え抜きの若手を育てながら、勝利を求めるという難しいテーマ設定の中で前半戦を2位で終えたのは高く評価されるべきですね。

 「交流戦明け、負けが込んで、貯金が12あったものが半分ですかね。そこは反省。もう少し何かできたかなと。(若手については)全体的にはレベルアップできたと思います。しかし1年、ひとつのポジションを何があってもお前に任せるというレベルにはまだ正直いってなっていない」

 金本監督は前半を総括した中で、若手全体のレベルアップについては収穫を口にしました。交流戦の後半から始まった連敗が8になってしまったことにも触れましたが、全体的なトーンで言うなら及第点といえるでしょう。

 球宴明けのペナントレース再開ではいきなり17日から首位・広島と本拠地・甲子園球場で3連戦です。広島とは8月1日から敵地・マツダで3連戦、8月15日からは京セラDで3連戦。つまり8月中旬までに9試合が組まれています。現在のゲーム差を考えれば6勝3敗でもダメでしょう。金本監督が前半の総括で触れていた若手の力を総結集して7勝2敗以上の対戦成績が求められるはずです。

 後半戦からは新外国人選手のロジャースや二軍で調整中の西岡が一軍戦力に加わります。

 「新しい空気といいますか、新しい風といいますか。期待してます。野手も競争がかなり激しくなってくるんで、とにかく(選手は)その競争に勝ち抜いて、確固たるレギュラーを誰か確立してほしいですね」という金本監督。新戦力と若手の力を融合して打倒・広島に向かっていくはずですね。

 しかし、現実的に見るならば、戦力が充実期にある広島に対して9試合を7勝2敗以上というのは相当、高いハードルでしょう。無理とは言いませんが、そこまで肩に力を入れても、その反動が他球団との試合に悪影響を及ぼしては元も子もありません。

 そこで過去の例から紐解いて、独走チームを引きずり落とす方策を探ってはどうでしょう。それが「西武包囲網」に習った、「広島カープ包囲網」の提唱なのです。

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