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【世界ミニナビ】
キレた美人市長が「悪ふざけ」に罰金…全裸で遊泳、スカート内盗撮「トレビの泉」での犯罪横行で

イタリア・ローマ市内の噴水で「悪ふざけ」をすると、最高240ユーロ(約3万円)の罰金を科すという条例がこの夏、施行された。激増する観光客のマナー違反から遺跡を守る目的があるといい、水に足を浸したり近くで飲食したりすることも禁じられている。観光名所であるトレビの泉では、これまでにも全裸での遊泳や盗撮などの犯罪が多発。あの「美人市長」が業を煮やしたようだ。
お忍びで視察
条例は、観光客の多い10月までの期間限定で施行。トレビの泉を含むローマ市内約40カ所の噴水で適用される。水に入ることや飲食のほかにも、ペットや衣服を洗うこと、物を投げ込むことも禁止された。
ローマ市長のビルジニア・ラッジ氏が6月13日に制定した。ラッジ氏はポピュリズム(大衆迎合主義)の新興政党「五つ星運動」の所属。昨年6月の初当選以来、その美貌が国内外の注目を集めてきたが、ここ最近は実務能力に乏しいとの酷評も出ている。
米紙ニューヨーク・タイムズによると、ラッジ氏はビーチウエア姿に“変装”し、観光客でごった返すトレビの泉をお忍びで視察。新たな対策の必要性を痛感し、条例制定を決めたのだという。
ラッジ氏は、フェイスブックへの投稿で「誰もがローマの美しさを尊重しなければならない。私たちはローマの歴史的、芸術的、考古学的遺産を保護したい」と説明している。
泳ぐ女、のぞく男
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