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【石野伸子の読み直し浪花女】岡部伊都子「いとはん」の反骨(8)司馬遼太郎が愛し、中国が学ぶ戦前日本の女学校・女性の精神

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【石野伸子の読み直し浪花女】
岡部伊都子「いとはん」の反骨(8)司馬遼太郎が愛し、中国が学ぶ戦前日本の女学校・女性の精神

国内外を取材に歩いた。昭和41年6月、アムステルダムで。岡部伊都子43歳(藤原書店提供) 国内外を取材に歩いた。昭和41年6月、アムステルダムで。岡部伊都子43歳(藤原書店提供)

 李は岡部より40歳年下だがその歌声を晩年の岡部はだれより愛した。その李さんは、岡部の命日に、ゆかりの人々が集まって開く「伊都子忌」で毎年のように岡部の愛唱歌を歌う。ことしも「夏の思い出」などを熱唱した。

 「文化は国境を越えるのやね」(「遺言のつもりで」)

 岡部の言葉がしみいるような歌声だった。   =この項おわり

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石野伸子 石野伸子 産経新聞特別記者兼編集委員。生活面記者として長らく大阪の衣食住を取材。生活実感にもとづき自分の足と感性で発見したホンネコラムをつづるのを信条としている。

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