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【午後のつぶやき 大崎善生】藤井フィーバー巡礼の旅-「聖地」会館前の神社で故村山聖を想う 最後に見た彼は神社の闇に消えていった

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【午後のつぶやき 大崎善生】
藤井フィーバー巡礼の旅-「聖地」会館前の神社で故村山聖を想う 最後に見た彼は神社の闇に消えていった

 神社を出て道路を右に折れ、緩い坂を下ると将棋会館の看板が見えてくる。1階に販売部があって誰でも入り、将棋グッズを買うことができる。盤駒から専門書、扇子や色紙と何でもそろっている。今、もっとも人気なのは藤井四段のクリアファイル。1人5枚まで。藤井ファンのおばさん、おじさんたちが孫のお土産にとまとめ買いしていくそうだ。これからは騒動も少しは沈静化して、このようなファンが孫を見るような目で藤井君を温かく見守ってあげてほしいなと思ったりもする。

 ついに将棋会館の対局室に無断で上がり込む者が現れたという。4階以上は関係者以外立ち入り禁止というのが原則なのだが、しかし入り込もうと思えば誰でも入り込める。そこで初めて要所に警備員が立つことになった。後手後手ではなく先手先手という判断だ。

 専門誌「将棋世界」もよく売れているらしく、どのくらい売れているかというと飛ぶように売れているということが新聞記事になるほどだとT編集長は胸を張る。本当かよ。            (作家)

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