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京産大、獣医学部の新設断念は「準備不足」と説明

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京産大、獣医学部の新設断念は「準備不足」と説明

記者会見する京産大の黒坂光副学長=14日午後、京都市北区 記者会見する京産大の黒坂光副学長=14日午後、京都市北区

 学校法人「加計学園」(岡山市)の愛媛県今治市への獣医学部新設計画に関連し、同様に獣医学部新設を目指していた京都産業大学(京都市)は14日、獣医学部の新設を断念し、新たに生命科学部(仮称)を開設すると明らかにした。京産大が獣医学部新設の断念やその経緯を公表したのは初めて。

■京産大「国際水準に資する教員を確保ムリ」

 京産大によると、平成16(2004)年に獣医学部の設置構想を打ち出し、昨年3月には京都府と連携して国家戦略特区に基づく獣医学部の新設を提案していたが、最終的には申請を見送った。その結果、今年1月に事業者として学校法人「加計学園」(岡山市)が認定された。

 この日記者会見した京産大の黒坂光副学長は、今年1月上旬に内閣府などの告示で獣医学部の開学時期が平成30年4月だと知ったとし、「教員の確保などを考えると、タイトなスケジュールだった」と申請を見送った理由を明らかにした。

 将来的な設置も「獣医学部の教員数は限られている。今後も国際水準に資する教育を行う優秀な教員の確保は極めて難しい」と否定した。

 京産大は、もともと獣医学分野を視野に入れて総合生命科学部を設置していたが、この日の会見では、これを再編し、生命科学部を31年4月に開設する意向を表明した。

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