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熊本・高1女子自殺 直接の原因は特定できず…第三者委が知事に報告書

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熊本・高1女子自殺 直接の原因は特定できず…第三者委が知事に報告書

 熊本県で平成25年、無料通信アプリ「LINE(ライン)」の書き込みでいじめを受けた熊本市の県立高校1年の女子生徒=当時(15)=が自殺した問題を再調査していた県の第三者委員会は14日、いじめがあったと認定した上で「自殺に至った直接の原因は特定できなかった」とする報告書を蒲島郁夫知事に提出した。

 高校が設置した調査委員会が昨年2月にまとめた調査結果によると、生徒は同じ寮に住む同学年の女子生徒から身体的な特徴をからかわれたり、脅すようなメッセージをラインで送られたりした。県内の実家に帰省していた25年8月17日朝、自宅で死亡しているのが見つかった。

 高校調査委は、いじめがあったと認定する一方、自殺に直接的な影響を与えたとは認めがたいと結論付けた。生徒の母親は、これを不服として県に再調査を要請。県は昨年3月に有識者による第三者委を立ち上げ、因果関係を再調査していた。

 遺族は、いじめが自殺の原因として、いじめたとされる当時の生徒と県に数千万円の損害賠償を求める訴訟を熊本地裁に起こしている。

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