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【衝撃事件の核心】あきれた「ブラックボックス病院」 前事務方トップの〝カネまみれ〟と「若い女性」

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【衝撃事件の核心】
あきれた「ブラックボックス病院」 前事務方トップの〝カネまみれ〟と「若い女性」

大阪府東大阪市立総合病院の経費が築山秀次被告側に流れた構図。大阪府警が摘発した贈収賄事件を機に、前事務方トップの〝サイドビジネス〟による不正が露呈した 大阪府東大阪市立総合病院の経費が築山秀次被告側に流れた構図。大阪府警が摘発した贈収賄事件を機に、前事務方トップの〝サイドビジネス〟による不正が露呈した

 倉庫は古いベッドなど病院機材の保管場所として使用していた。契約は昨年9月末まで継続し、病院側から1千万円以上の公金が築山被告に流れたとみられる。

 さらに、電気設備会社は築山被告から「出張に使う」「医師への手土産が必要」などと金品を要求され、旅行券や1個数千円の手土産を複数回渡していたとされる。

 会社は旅行券や手土産の代金について、修繕工事費など別の費用に紛れ込ませて病院に請求していた。同社関係者は「ほかの職員のいる前で頼まれていたので、周囲も知っていたはずだ」と訴える。

不祥事と決別…本当?

 東大阪市では平成27年10月、職員の親睦会費を着服したとして、土木部の幹部職員が逮捕。同年11月には建築部の部長級職員が、専門業者から200万円の賄賂を受領した容疑で逮捕されるなど、カネをめぐる幹部職員の不祥事が絶えない。いずれも、幹部職員への権限集中が事件の背景にあったとみられる。

 築山容疑者は15年以降、病院に通算12年以上も勤務。25年4月から昨年9月末までは事務方トップの事務局長を務めていた。

 同じ職場で長期間勤務させた理由について、ある市幹部は「病院は医師や看護師といった医療職が運営の主体を担っている。築山被告は事務方の中でも特に医療分野に精通しており、医療職の考えを事務職に『通訳』する存在として重用せざるを得なかった。築山被告に代わる人物がいなかった」と釈明する。

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