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【衝撃事件の核心】あきれた「ブラックボックス病院」 前事務方トップの〝カネまみれ〟と「若い女性」

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【衝撃事件の核心】
あきれた「ブラックボックス病院」 前事務方トップの〝カネまみれ〟と「若い女性」

大阪府東大阪市立総合病院の経費が築山秀次被告側に流れた構図。大阪府警が摘発した贈収賄事件を機に、前事務方トップの〝サイドビジネス〟による不正が露呈した 大阪府東大阪市立総合病院の経費が築山秀次被告側に流れた構図。大阪府警が摘発した贈収賄事件を機に、前事務方トップの〝サイドビジネス〟による不正が露呈した

 今回の汚職事件が明らかになる約10年前、ホ社は4階中庭の整備工事も請け負っていた。病院関係者によると、その後、築山被告はホ社との関係を深め、樹木の剪定(せんてい)など庭園の手入れ全般を請け負わせるようになったとされる。

 病院関係者は「4階の中庭をデザインしたのは(ホ社従業員の)若い女性のようだ。その後も女性は病院によく出入りし、築山被告とかなり懇意だったらしい。だから(ホ社に)確実に仕事を回す必要があっただろう」と推測する。

 周囲も何となく感づいていた特別な関係。築山被告も安易に表沙汰にしたくなかったのかもしれない。

別の「儲けスキーム」も

 築山被告が吸った甘い汁はホ社からの賄賂だけではなかった。

 関係者によると、築山被告が自宅近くに所有する倉庫を、複数の業者を経由する形で病院側に利用させ、病院側の公金から年間200万円以上の賃料を得ていたというのだ。

 このスキームで重要な役割を果たしていたのが地元の電気設備会社。十数年前から病院の電気設備の修繕工事を請け負い、築山被告とは古くから付き合いがあったという。

 同社は築山被告から月額約20万円で倉庫を借り、約1万5千円の手数料を上乗せした上で、名古屋市内の人材派遣会社に転貸。派遣会社が病院に約23万円で貸していた。派遣会社の関係者は「築山被告から『公務員が病院と直接取引するのは具合が悪いから(伝票を)通してくれ』と頼まれた」と話す。病院と築山被告の間に2社を介在させることで、〝利益誘導〟が発覚しないよう工作していたというわけだ。

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