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【衝撃事件の核心】あきれた「ブラックボックス病院」 前事務方トップの〝カネまみれ〟と「若い女性」

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【衝撃事件の核心】
あきれた「ブラックボックス病院」 前事務方トップの〝カネまみれ〟と「若い女性」

大阪府東大阪市立総合病院の経費が築山秀次被告側に流れた構図。大阪府警が摘発した贈収賄事件を機に、前事務方トップの〝サイドビジネス〟による不正が露呈した 大阪府東大阪市立総合病院の経費が築山秀次被告側に流れた構図。大阪府警が摘発した贈収賄事件を機に、前事務方トップの〝サイドビジネス〟による不正が露呈した

 病院が独立行政法人に移行する昨年10月までに庭園を造り替える予定だったが、工事が始まる矢先、病院では別の職員による1億5千万円の公金着服疑惑が発覚。上司として対応に追われた築山被告は、庭園整備どころではなくなり、工事計画は最終的に頓挫した。結局、ホ社側にとって現金50万円は〝取られ損〟の形となった。

 工事計画は、まさに築山被告のみぞ知る「ブラックボックス」の状態だったようだ。計画段階で交わしたはずの契約関係書類さえ、病院には一切残っていなかったのだ。

 病院幹部は「ほかの職員も契約の中身をほとんど知らされていなかった」と明かす。

浮かび上がった「ただならぬ関係」

 捜査関係者によると、築山被告は、庭園工事と無関係の別の契約業者の下請けに紛れ込ませる形で、ホ社側に工事代金を支払おうと画策していた。別の契約業者には予算の枠内で実際の費用よりも庭園整備工事分を上積みした額を支払うことで、つじつまを合わせる手はずだったという。

 なぜ築山被告は、病院がホ社と直接契約を結ぶことを避けたのか。背景には、両者の「ただならぬ関係」が浮かび上がる。

 《患者さまの回復を願う無限大の気持ちと思いやりをイメージしています》

 入院患者らが集まる憩いの場として利用され、石を加工した机や椅子が並ぶ病院4階の中庭。出入口付近の石碑には、患者へのメッセージとともに、「HOSOKAWA」の文字が刻まれている。

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