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【銀幕裏の声】「ジブリにできないことをやる」-アニメ「メアリと魔女の花」 西村義明プロデューサーの決意「ライバルはベイマックス」

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【銀幕裏の声】
「ジブリにできないことをやる」-アニメ「メアリと魔女の花」 西村義明プロデューサーの決意「ライバルはベイマックス」

「メアリと魔女の花」のワンシーン。杉咲花がメアリ(左)を神木隆之介がピーター(右)の声を熱演する c2017 「メアリと魔女の花 」製作委員会  「メアリと魔女の花」のワンシーン。杉咲花がメアリ(左)を神木隆之介がピーター(右)の声を熱演する c2017 「メアリと魔女の花 」製作委員会 

 「ジブリは素晴らしいスタジオで、米林監督は素晴らしい作品を作ってきましたが、ジブリだからと遠慮した部分があったのも事実です。ですが、今回は一切遠慮せず作りたい作品を作っています」と西村さんは強調。「米林監督がジブリ時代では見せたことのない、直球ど真ん中の剛速球のような作品ですよ」と自信を見せた。

ジブリの継承とは?

 「ジブリは鈴木プロデューサーが、宮崎監督と高畑監督のために作ったスタジオなんです。だからジブリを継承することなど誰にもできないのです」と西村さんは言う。

 だが、こうとも言えるだろう。

 ポノックは鈴木プロデューサーを師匠とする西村プロデューサーが、宮崎監督を師とする米林監督のために作ったスタジオ。つまり、宮崎監督が米林監督に、鈴木プロデューサーが西村プロデューサーに世代交代し、ジブリのDNA、そしてジブリが築き上げた歴史は2人へと継承された-。

 「実は私たちのライバルは『ベイマックス』なんですよ」と西村さんは言う。

 西村さんがジブリ時代、プロデューサーとして8年を費やした「かぐや姫の物語」は、米アカデミー賞長編アニメ映画賞にノミネートされたが、受賞したのは米大手アニメスタジオが手掛けた大作「ベイマックス」だった。このときの悔しさを西村さんは忘れないという。だからこそ、西村さんは米林監督とともに、米大手アニメスタジオに負けないアニメを作るために、ポノックを立ち上げたのだ。

 「メアリと魔女の花」の公開は、ポノックによる日本アニメの新たな幕開けの宣言でもある。

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