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【ビジネスの裏側】1個100円の攻防 スーパーが腕競う「焼きたてパン」が熱い

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【ビジネスの裏側】
1個100円の攻防 スーパーが腕競う「焼きたてパン」が熱い

スーパーの店内で提供される、焼きたてパン「阪急ベーカリー香房」=大阪市西淀川区のイズミヤスーパーセンター福町店 スーパーの店内で提供される、焼きたてパン「阪急ベーカリー香房」=大阪市西淀川区のイズミヤスーパーセンター福町店

1個98円も

 食品も扱うドラッグストアが増え、他業種との競争が厳しくなっているスーパー。差別化を図ろうと各社が力を入れるのが生鮮、総菜、そしてインストアベーカリーだ。改装などを機に導入するのがトレンドとなっている。

 イオングループのイオンベーカリー(千葉市美浜区)は、スーパーのイオンなど全国145店で展開する。中心価格帯は百数十円。同グループで関西で「KOHYO」や「マックスバリュ」を展開する光洋(大阪市西区)は一部店舗で100円(税抜き)均一の販売をしている。

 フレスコを運営するハートフレンド(京都市下京区)も4店で、焼きたてのパンを1個100円(税抜き)で販売。ライフコーポレーションは1個98円(同)で、関西ではインストアベーカリーで106店、工場からの配送で14店で展開している。

グループの力を結集

 イズミヤを傘下に抱えるエイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングは、平成21年からグループを挙げて100円パンに取り組んできた。阪急ベーカリー(大阪府高槻市)が冷凍したパン生地を供給し、各店で生地を発酵させ焼き上げる。

 生産工程で機械化を進め、グループ全体に展開することでコストを削減。100円で安定的に提供できる態勢を整えた。

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