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【九州北部豪雨】「あの時の恩返しがしたい」「息の長い取り組み必要」 熊本地震の被災者や支援団体が復旧作業に汗流す

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【九州北部豪雨】
「あの時の恩返しがしたい」「息の長い取り組み必要」 熊本地震の被災者や支援団体が復旧作業に汗流す

自身も熊本地震で被災し、熊本県西原村からボランティアに参加した坂田純さん(右)=11日午前、福岡県朝倉市(志儀駒貴撮影) 自身も熊本地震で被災し、熊本県西原村からボランティアに参加した坂田純さん(右)=11日午前、福岡県朝倉市(志儀駒貴撮影)

東日本大震災での経験糧に

 大量の泥に覆われた比良松地区に向かい、住民らと作業服姿でシャベルなどを使って撤去作業を開始。手伝ってもらった住民の男性(68)は「泥を出すのは力仕事なので助かる」と笑顔を見せた。

 熊本地震の支援を行ってきたNPO法人「日本九援隊」(福岡県大野城市)は、豪雨災害が発生して2日後の7日に朝倉市に入り、被害状況を確認した。

 「熊本地震と同じか、それ以上の大災害。息の長い取り組みが必要になる」。法人代表の肥後孝さん(48)は力を込める。

 県職員の肥後さんは、平成23年に県から東日本大震災の被災地に派遣され、不明者の捜索やがれきの撤去などに携わった。ボランティアの底力を間近で目にし、「地元の福岡で災害が起きたとき支援できるようにしたい」と知人らと3年後に団体を発足させた。

 昨年の熊本地震では被災直後、福岡・博多から毎週末、ボランティアを乗せたバスを運行。熊本県の益城町(ましきまち)や南阿蘇村などに、これまでに2千人以上を派遣し、人手が足りない農家の野菜の植え付けや収穫を手伝った。

これからは人手の支援必要

 今回の豪雨災害では、最初の週末となった9日、バスの目的地を朝倉市に変更。参加者は九州だけでなく、7年に阪神大震災が起きた神戸や26年に土砂崩れが発生した広島などからも約50人が集まった。

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