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南海トラフ巨大地震に備え 和歌山、三重両県警が合同訓練

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南海トラフ巨大地震に備え 和歌山、三重両県警が合同訓練

負傷者に見立てた人形を担架に乗せて慎重に階下に下ろしていた=和歌山県新宮市 負傷者に見立てた人形を担架に乗せて慎重に階下に下ろしていた=和歌山県新宮市

 和歌山と三重両県警による合同災害警備訓練が10日、新宮市緑ケ丘の旧新宮署で行われた。管区を越えて合同訓練を実施するのは全国的にも珍しく、両県警では初めて。

 両県警は太平洋に面する地域を管轄しており、南海トラフ巨大地震という共通の課題を抱える。発生時に迅速で的確な災害警備活動ができるように合同訓練を行うことになった。

 訓練は、和歌山県沖でマグニチュード9.1の大地震が発生したと想定。旧新宮署庁舎を倒壊ビルに見立てて行方不明者の捜索やけが人の救出訓練が実施された。敷地内ではドローンを飛ばしての情報収集も行われた。

 和歌山県警の宮沢忠孝本部長は「天候にも恵まれ、充実した中身だった。津波や大雨などの被害が懸念されるなか、日ごろの訓練で練度を高めていきたい」。三重県警の難波健太本部長は「両県には南海トラフ地震という共通の課題があり、大規模災害に備える必要がある。有意義な訓練に心強く思った。対処能力の向上を期待したい」と話した。

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