産経WEST

防空壕思い出す高齢者-北朝鮮弾道ミサイル想定「「発射された模様、避難を」緊迫の避難訓練 愛媛・西条

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


防空壕思い出す高齢者-北朝鮮弾道ミサイル想定「「発射された模様、避難を」緊迫の避難訓練 愛媛・西条

訓練で住民に避難を呼びかける放送が流れた吉岡公民館の防災行政無線 訓練で住民に避難を呼びかける放送が流れた吉岡公民館の防災行政無線

 北朝鮮の弾道ミサイルが日本に落下する可能性がある状況下、愛媛県西条市の市立吉岡小学校周辺で10日、住民避難訓練が行われ、約300人が真剣な表情で取り組んだ。

 午前9時すぎ、吉岡公民館にある拡声器のついた防災行政無線から、警報のサイレン音に続いて、弾道ミサイルが発射されたことを告げ、避難を呼びかける屋外放送が流れた。「ミサイルが発射された模様です。頑丈な建物か地下に避難して下さい」。

 参加したのは住民153人、児童127人、教職員13人、JA職員6人の計299人。他に国と県、市の職員ら35人も様子を見守った。住民らは公民館や近くのJA倉庫などに避難。頭部を守る姿勢を取った。小学校の校庭にいた児童たちは急いで体育館へ走った。

 数分後には「ミサイルが落下する可能性があります。直ちに避難して下さい」と切迫した放送が。さらに、「ミサイル落下。四国地方愛媛県周辺に落下した可能性があります。続報を伝達しますので、引き続き屋内に避難して下さい」と情報が流れた。

 内閣官房、消防庁と自治体の主催で、四国で行われたのは初めて。全国では6カ所目だった。

 訓練に参加した地区の稲井節子さん(81)は「子供のころは防空壕があった。疎開してきた子と仲良くなりました」と、子供のころのことを思い出した様子。「何かあった時のために訓練は大切なことです」と話した。

続きを読む

「産経WEST」のランキング