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【衝撃事件の核心】「フェラーリは口説きの道具」「将来は孤独死」元カレをネットで実名中傷…「公益性」めぐるドロ沼訴訟

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【衝撃事件の核心】
「フェラーリは口説きの道具」「将来は孤独死」元カレをネットで実名中傷…「公益性」めぐるドロ沼訴訟

インターネットの巨大掲示板に元カレの男性への中傷を実名で書き込んだ女性。男性は当然、提訴に踏み切ったが、女性も精神的苦痛を受けたとして反訴に打って出て… インターネットの巨大掲示板に元カレの男性への中傷を実名で書き込んだ女性。男性は当然、提訴に踏み切ったが、女性も精神的苦痛を受けたとして反訴に打って出て…

 《フェラーリは口説きの道具。車についてはド素人w》

 《自分のことしか興味がない》

 《生気のない魚の目》

 《将来は孤独死》

 良太さんの実名をさらしたうえでの書き込み。なぜこんな行為に及んだのか。

 麻紀さんの訴えによれば、良太さんとの関係を友人に相談すると「女遊びで悪評が立っている」と教えられ、すでに良太さんを非難する掲示板ができていることが分かった。

 「ひとしきり付き合いを楽しむと、いらなくなった玩具を捨てるように私に別れ話をもちかけた」とひどく傷ついていた麻紀さんは「私のようにつらい思いをする女性はもうたくさん」と、自分も書き込みに連なることを決意したという。

裁判所は「公益目的」認めず一蹴

 良太さんにしてみれば、しゃれでは済まない。

 自分の名前をネットで検索すると、こうした誹謗中傷が表示されてしまうからだ。患者や職場の同僚が閲覧すれば社会的評価や名誉が著しく損なわれるとして、良太さんは訴訟を起こした。

 一方の麻紀さんも交際中に大きな精神的苦痛を受けたとして反訴。書き込みは〝被害防止〟のためであり「公共性を有し、公益目的に基づいていた」と反論した。

 迎えた判決で、裁判所は麻紀さんの全面敗訴を言い渡した。書き込みは単なる腹いせに過ぎないと判断したのだ。

 判決はまず書き込みについて「原告(良太さん)の社会的評価を低下させる危険を有し、一部は社会通念上許容される限度を超えている」と指摘した。

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