産経WEST

【衝撃事件の核心】「しぬこともあります」中国から降臨、子牛も食う猛毒「殺人アリ」…はだし厳禁の〝神戸パニック〟

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【衝撃事件の核心】
「しぬこともあります」中国から降臨、子牛も食う猛毒「殺人アリ」…はだし厳禁の〝神戸パニック〟

神戸港のコンテナヤードで見つかったヒアリ(環境省提供) 神戸港のコンテナヤードで見つかったヒアリ(環境省提供)

 コンテナが保管されていた6日間に、ヒアリはすでに外部へ逃げ出していたのでは-。市民の不安を反映するかのように、神戸市のテレホンセンターには開設から10日間で181件の相談が寄せられた。

米国で年間100人の死亡例

 ヒアリは赤茶色で体長2・5~6ミリ。南米原産だが、貨物に紛れ込んで港や空港から侵入する。米国や中国、フィリピン、台湾などではすでに外来生物として定着している。日本では平成17(2005)年、特定外来生物に指定され、侵入への警戒が続けられてきた。

 ネズミや爬虫類(はちゅうるい)など小さな生物なら集団で襲いかかり、食い殺すほどの攻撃性が特徴。米国では、生まれたばかりの子牛を食い殺したという調査結果もある。

 腹部の毒針で刺されるとやけどのような激痛の後、目まいや動悸(どうき)などの症状が出る「アナフィラキシーショック」(免疫の過剰反応)が引き起こされることがある。重症化すれば呼吸困難や意識障害により死亡することもあり、米国では年間約100人の死亡例が報告されている。

▼【閲覧注意!写真】「殺人アリ」の素顔(こちらをクリック)

 ヒアリの生態調査で訪れた台湾で、蟻塚を掘り起こしている最中に刺された経験がある九州大の村上貴弘准教授も、アナフィラキシーショックに陥った。

 目まいや吐き気、動悸といった症状が出たほか、瞳孔が収縮して目が見えにくくなったという。「私の場合は数十分程度で回復して作業を再開できたが、症状には個人差がある。万が一刺されたときには、早急に医療機関を受診するようにしてほしい」と訴える。

高い繁殖能力、1日に卵2000個を産む…初期の封じ込めは成功か

このニュースの写真

  • 「しぬこともあります」中国から降臨、子牛も食う猛毒「殺人アリ」…はだし厳禁の〝神戸パニック〟
  • 「しぬこともあります」中国から降臨、子牛も食う猛毒「殺人アリ」…はだし厳禁の〝神戸パニック〟
  • 「しぬこともあります」中国から降臨、子牛も食う猛毒「殺人アリ」…はだし厳禁の〝神戸パニック〟
  • 「しぬこともあります」中国から降臨、子牛も食う猛毒「殺人アリ」…はだし厳禁の〝神戸パニック〟
  • 「しぬこともあります」中国から降臨、子牛も食う猛毒「殺人アリ」…はだし厳禁の〝神戸パニック〟
  • 「しぬこともあります」中国から降臨、子牛も食う猛毒「殺人アリ」…はだし厳禁の〝神戸パニック〟

関連ニュース

「産経WEST」のランキング