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自家醸造ブーム「酒税法守って楽しんで」…販売や無償提供はご法度 当局が呼び掛け

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自家醸造ブーム「酒税法守って楽しんで」…販売や無償提供はご法度 当局が呼び掛け

 酒の原料にブドウや酒かすは禁止、出来上がったら自分で楽しんで-。梅の収穫シーズンに入り、自家製の梅酒などを造る「自家醸造」に取り組む人が増える季節を迎えた。国税当局は「酒税法を守って酒造りを楽しんで」と、注意を呼び掛けている。

 酒税法は、消費者が自身で楽しむ目的で酒を造る自家醸造について、一定の条件で製造免許や酒税の納税を不要と定める。主な注意点として、醸造に使用できる酒は「アルコール分20度以上」と定められ、これを下回る清酒やワインは使ってはならない。ブドウやコメ、ムギ、トウモロコシ、酒かすなどを原料に使うことも禁止だ。

 造った酒を販売したり、無償で提供したりすることもご法度。料理店や旅館が酒を造る場合は、税務署への事前届け出が義務付けられている。

 梅生産量日本一を誇る和歌山県の和歌山税務署の西村健司・税務広報広聴官は「梅にはたくさんの楽しみ方があり、梅酒はその代表格。自家醸造ブームでもあり、多くの人に酒税法のルールを知ってもらい、醸造を楽しんでほしい」と話す。

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