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【将棋】「急所を一瞬で見分ける」でも中学生らしい一面も 敗れた棋士が見た天才・藤井聡太四段

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「急所を一瞬で見分ける」でも中学生らしい一面も 敗れた棋士が見た天才・藤井聡太四段

対戦相手たちが見た藤井聡太四段 対戦相手たちが見た藤井聡太四段

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 「ミスが少ない」「急所を一瞬で見分ける」-。デビューから連勝街道を邁進(まいしん)する藤井聡太四段(14)。これまでの対局で敗れた棋士たちは、中学3年の「天才棋士」の強さをこう語る。悪手を指しても冷静に判断して最善手を選ぶ中学生離れした老獪(ろうかい)さに、歴戦のつわものたちも感服した。

 「序盤からミスがなく、隙もない。完成度の高い将棋だった」

 21日、藤井四段が歴代1位タイの公式戦28連勝を達成した王将戦予選で対戦した澤田真吾六段(25)は、その指し手に脱帽した。2日の棋王戦予選決勝に続く2度目の対戦。前回は藤井四段を追い詰めたが、再び相まみえたときは中盤でミスを犯し、反撃のチャンスもなく完敗した。

 相手のささいなミスを逃さない粘り強さをうかがわせるケースは他にもある。

 「序盤にこちらがやや不利になった状況を最後まで保たれてしまった」。藤井四段が7、10の2日間で計5局をこなしたうち、2局で対戦した都成(となり)竜馬四段(27)が振り返る。最初は「強さを引き出す間もなく敗れてしまった」ため、2度目は入念に作戦を立てて臨んだものの、序盤に「軽めのジャブ」のつもりで仕掛けた手が裏目に出た。「良い手ではなかったが、取り返しがつかないほどの悪手ではなかったはず。いかに間違えてくれないかを痛感した」

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