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【衝撃事件の核心】「大坂同志は無実」「渋谷暴動は正義の闘いだ」公安過激派ハンターがあぶり出した「中核派」の反社会性

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【衝撃事件の核心】
「大坂同志は無実」「渋谷暴動は正義の闘いだ」公安過激派ハンターがあぶり出した「中核派」の反社会性

警視庁に移送される大坂正明容疑者。過激派「中核派」は大坂容疑者の46年に及ぶ逃亡生活を組織ぐるみで支援していたとみられる=6月7日午後、大阪空港(山田哲司撮影) 警視庁に移送される大坂正明容疑者。過激派「中核派」は大坂容疑者の46年に及ぶ逃亡生活を組織ぐるみで支援していたとみられる=6月7日午後、大阪空港(山田哲司撮影)

 白髪の短髪、顔に刻まれた深いしわ。公安警察の捜査を逃れ続けた男は、どこにでもいる老人になっていた。昭和46(1971)年に発生した渋谷暴動事件をめぐり、殺人容疑などで警視庁に指名手配されていた過激派「中核派」の大坂正明容疑者(67)が、46年の逃亡生活の末に逮捕された。半世紀近くにわたって大坂容疑者をかくまい、組織ぐるみで逃走支援を続けてきたとみられる中核派。かつては安保闘争や過激な内ゲバで社会を震撼(しんかん)させたが、最近ではメディアの取材を積極的に受けたり、インターネット上で若者にアピールしたりと「ソフト路線」を取っていた。だが、今回の逮捕劇を機に、いまだ時代錯誤の「暴力革命」を信奉する実態が浮き彫りになった。公安警察の過激派ハンターがあぶり出した中核派の反社会性とは-。

カメラにも顔伏せず

 6月7日正午過ぎ。勾留先の大阪府警大淀署(大阪市北区)を出発した1台の捜査車両に、一斉にカメラのフラッシュがたかれた。

 雨が降り続く中、水滴のついたフロントガラス越しに浮かび上がったのは、黒縁眼鏡にグレーのジャージー姿の年老いた男の顔。20代前半に撮影された手配写真でしか知られていなかった大坂容疑者が、公の場に姿を現した瞬間だった。

 大坂容疑者は5月18日、広島市内のマンションで、捜索に入った大阪府警の捜査員に体当たりをしたとして、公務執行妨害容疑で逮捕された。調べに対して黙秘を貫き、自身の名前なども語らなかったが、府警は母親や親族のDNA型鑑定などで大坂容疑者と特定。警視庁公安部がこの日午前、渋谷暴動事件に関する殺人や現住建造物等放火などの5つの容疑で改めて逮捕した。

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