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シャープ、復活に自信 株主から高評価 有機ELの開発遅れなど不透明感も

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シャープ、復活に自信 株主から高評価 有機ELの開発遅れなど不透明感も

 シャープの株主総会の冒頭であいさつする戴正呉社長(手前左)のモニター映像=20日、堺市  シャープの株主総会の冒頭であいさつする戴正呉社長(手前左)のモニター映像=20日、堺市

 株主総会では、「有言実行」をモットーとする戴社長が「発表した数字に責任を持つ」と、目標達成への意欲を語ったが、主力の液晶事業は海外メーカーとの価格競争が激しさを増すうえ、現状では8Kや有機ELの収益化も見通せない。

 株主からは「8Kは本当に優位性があるのか」「韓国、中国メーカーの台頭で再び液晶パネルが供給過剰となり、液晶事業で苦しんだ過去と同じ失敗をするのではないか」と、先行きへの不安の声も漏れる。

 有機ELではライバルの韓国LG電子などが先行し、シェアを拡大している。シャープは30年の稼働を目指してスマートフォンなどに使われる中小型パネル生産設備の準備を進めており、テレビ用大型パネルも並行して開発中だ。

 ただ、「日本製の有機ELを出したいが、戦略はまだ長い」(戴社長)と実用化の時期は示せないまま。IoTなど先端技術でも、世界の家電大手との激しい開発競争も予想される。「次の敗北は許されない」(株主)中、戴社長には、目標達成に向けた具体的な道筋を示すことが求められそうだ。(大島直之)

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