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【浪速風】一転の梅雨空にご用心(6月20日)

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【浪速風】
一転の梅雨空にご用心(6月20日)

 「カラ梅雨」なのか「中休み」なのか。梅雨入りしてからこちら、近畿地方はらしくない晴天が続いている。雨に濡れるとあでやかな紫陽花(あじさい)も、どことなくくすんで元気がない。だが、日本列島の南には、しっかり梅雨前線が停滞している。どうやら明日からは梅雨空になりそうだ。

 ▼先日、国土交通省近畿地方整備局が、24時間で360ミリという「千年に一度」の大雨で淀川水系の河川が氾濫した場合のシミュレーションを公表した。京都、大阪両府の17市町で家屋が倒壊する恐れがある。最大2.5メートルの浸水で、バスが屋根の部分を残して沈んだJR大阪駅周辺の予想図はショッキングだ。

 ▼以前、同様の画像に、当時の大阪市長が「市民に不安を与える」とかみついたが、ここ数年は「数十年に一度」の大雨や台風被害が相次いでおり、「非現実的」とも思えない。本格化する梅雨に備えを忘れずに。天には、降るのはけっこうだが、手加減をよろしく、とお願いしたい。

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