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オラトリオ「ヤマトタケル」復活、三枝氏「人生大転換させた」 25日再演

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オラトリオ「ヤマトタケル」復活、三枝氏「人生大転換させた」 25日再演

「オラトリオ ヤマトタケル」の誕生秘話を語る三枝成彰氏。復活公演には駆け付ける=東京都港区 「オラトリオ ヤマトタケル」の誕生秘話を語る三枝成彰氏。復活公演には駆け付ける=東京都港区

 ヤマトタケルのものとされる古墳のある羽曳野市の市民合唱団は18年、三枝氏から楽譜の無償提供を受け、「ヤマトタケル」の歌声を響かせたが、披露できたのは2時間半の大曲のごく一部。以降、毎年開催される羽曳野音楽祭などでレパートリーを増やし、「全曲演奏」という夢への階段を着実に登ってきた。

 「第九とは比較にならないほど長大で、難しい曲をよくここまで仕上げてくれた。ヤマトタケル伝説ゆかりの地で市民合唱団が引き継いでくれることを心から喜びたい」

 三枝氏は、市民らの頑張りをそうたたえ、公演を見守る。公演は午後1時から同市のLICはびきので行われるが、チケットは完売している。

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 【倭建命と百舌鳥・古市古墳群】 古事記によると、三重県の能煩野(のぼの)で死を遂げた倭建命は白鳥(しらとり)になり、河内の志幾(しき)に舞い降りた後、天に飛翔した。宮内庁は、羽曳野市の白鳥陵を陵墓に指定する。孫の応神天皇を被葬者にする誉田御廟山(こんだごびょうやまやま)古墳とともに古市古墳群を構成する。ひ孫の仁徳天皇が被葬者に指定される大仙陵古墳は隣接する百舌鳥(もず)古墳群にあり、倭建命は両古墳群の始祖的な存在とされる。オラトリオ「ヤマトタケル」の羽曳野公演は、百舌鳥・古市(ふるいち)古墳群の世界遺産登録へ弾みをつける狙いがある。

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