産経WEST

幻のタマネギ「今井早生」ブランド復活へ 大阪・泉佐野の農家が挑戦

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


幻のタマネギ「今井早生」ブランド復活へ 大阪・泉佐野の農家が挑戦

3世代で「今井早生」作りに取り組む三浦淳さん、父の良弘さん、母の綾さん、姉の深見麻衣さん(左から)=大阪府泉佐野市 3世代で「今井早生」作りに取り組む三浦淳さん、父の良弘さん、母の綾さん、姉の深見麻衣さん(左から)=大阪府泉佐野市

 大阪・泉州地域のタマネギを代表する品種のひとつで、市場にほとんど出回らないことから「幻のタマネギ」と呼ばれる「今井早生(いまいわせ)」を地元ブランドとして復活させようと、奮闘する農園がある。昨年試験的に始め、今年初めて収穫された今井早生は、地元のホテルもほれ込むできばえとあって、関係者は「もっともっとおいしい野菜があるんやでと伝えたい」と意気込んでいる。

 今井早生の育成に取り組むのは大阪府泉佐野市鶴原貝田で家族3世代で営む「三浦農園」。同農園の三浦淳さん(31)によると、農園で作るタマネギが、なにわの伝統野菜「泉州黄玉葱(きたまねぎ)」として認められなかったことが、今井早生栽培のきっかけになったという。

 「泉州黄玉葱」には今井早生を含む3種類しか認められてないが、農園が作ってきたタマネギは品種改良されており、これらに該当しなかったというのがその理由。それではと一念発起し、今井早生の栽培に取り組むことにした。

 当初は周囲から「なんでわざわざ」と批判的な声もあったというが、今井早生のタネを入手し、昨年初めて植えた。専門家の指導があるわけではないが、これまでタマネギを作り続けてきた経験と、おいしい野菜を育んできた土壌を頼りに育成に励んだ。

続きを読む

「産経WEST」のランキング