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【田淵幸一物語・第4部(19)】忘れなかった「熊の子」での約束

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【田淵幸一物語・第4部(19)】
忘れなかった「熊の子」での約束

平成13年12月のチャリティーゴルフでふざけあう星野(左)と田淵 平成13年12月のチャリティーゴルフでふざけあう星野(左)と田淵

 「その店で俺たちは将来のことを語り合った。そのとき、仙ちゃんだけが“監督”になったときの話をするんだ。すごい男だと思った。だから、約束したんだ。お前が監督になったとき、オレがコーチで助ける-ってね」

 《青春ドラマみたいな話や》だが、田淵はその「約束」を忘れなかった。

 背番号「88」。1年契約、推定年俸1億円。阪神との正式契約を受ける前日、長男・裕章(当時、青学大1年生)がこう切り出した。

 「お父さんが阪神へ行っても、目立つのは星野さんだけ。背番号77だけだよ。お父さんのことなんか誰も見向きもしてくれないよ。それでもいいの?」

 田淵は答えた。

 「それでいいんだ。いや、そうでなくちゃいけないんだ」(敬称略)

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