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【軍事ワールド】斜陽の英国海軍、唯一の空母を売却へ 2023年まで海軍戦闘機ゼロ? 栄光の艦隊はどこへいく

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斜陽の英国海軍、唯一の空母を売却へ 2023年まで海軍戦闘機ゼロ? 栄光の艦隊はどこへいく

かつて英国海軍の空母で運用されていたホーカー・シーホーク艦上戦闘機(手前)とフェアリー・ガネットAEW.3艦上早期警戒機(2002年10月、岡田敏彦撮影) かつて英国海軍の空母で運用されていたホーカー・シーホーク艦上戦闘機(手前)とフェアリー・ガネットAEW.3艦上早期警戒機(2002年10月、岡田敏彦撮影)

 1982年3月、大西洋アルゼンチン沖のフォークランド諸島(アルゼンチン名はマルビナス諸島)を巡るイギリスとアルゼンチンの紛争(フォークランド紛争)で、英国海軍は苦境に立たされた。

 第二次大戦後の1960年代以降、社会保障の充実による負担増加や企業の国営化による勤労意欲の低下による経済の停滞、いわゆる“英国病”によって防衛予算の削減を余儀なくされ続けてきた英国は、マジェスティック級やセントー級の空母を次々と廃止、もしくは売却した。

 フォークランド紛争当時の英国には、米海軍のように超音速ジェット戦闘機を離着陸させられる大型空母は1隻もなく、短距離離陸・垂直離着陸(STOVL)機を主体とした軽空母インヴィンシブル級2隻のみ(当時、同級3隻目のアーク・ロイヤルは未就役)。

 紛争は英国の勝利に終わったが、紛争中には英本土から遠く離れた南米での、ヘリコプターや航空機の運用・輸送能力が足りず、艦載機のシーハリアー戦闘機をコンテナ船で運ぶなどの苦労を強いられた。

 こうした戦訓に加え、インヴィンシブル級の将来の老朽化と退役も視野に入れてオーシャンは建造された。実質はインヴィンシブル級の改良型で、商船構造化して低コスト化した。ところが防衛費削減の波は、この程度の節約では収まらなかった。

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