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【軍事ワールド】斜陽の英国海軍、唯一の空母を売却へ 2023年まで海軍戦闘機ゼロ? 栄光の艦隊はどこへいく

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斜陽の英国海軍、唯一の空母を売却へ 2023年まで海軍戦闘機ゼロ? 栄光の艦隊はどこへいく

かつて英国海軍の空母で運用されていたホーカー・シーホーク艦上戦闘機(手前)とフェアリー・ガネットAEW.3艦上早期警戒機(2002年10月、岡田敏彦撮影) かつて英国海軍の空母で運用されていたホーカー・シーホーク艦上戦闘機(手前)とフェアリー・ガネットAEW.3艦上早期警戒機(2002年10月、岡田敏彦撮影)

 旗艦の空母を“売り払う”理由とは何か。英紙プリモス・ヘラルド(電子版)によれば「国防予算が圧倒的に不足している」(マイケル・ボイス前国防相)のが最大の理由だ。HMSオーシャンは14年に大規模修理を行った翌15年11月には、「コスト削減措置の一環」(同紙)として、18年に退役させる方針が決まっていたが、その方針が覆る可能性も残っていた。ところが現実には、退役を前倒しして売却するほど“切羽詰まっている”ことになる。

 英海軍の将兵は00年時点で約3万9千人だったが、16年では3万人弱に減少している。これは政府の削減方針によるものだ。オーシャンの場合に限らず、燃料など船そのものに直接必要な経費に加え、維持管理や運営に携わる兵士の人件費が重圧となっているのだ。

 一方のブラジルでは、海軍の空母「サンパウロ」(元フランス空母フォッシュ)の老朽化が著しいことから補修を断念、新たな空母の導入を模索しており、その候補としてオーシャンが上がったという。

 この動きを受けて、英国ではオーシャンの存在とその扱いが改めて英国メディアでクローズアップされた。「本当に売り払っていいのか」という議論が提起されたのだ。

揚陸ヘリ空母の意義

 そもそもHMSオーシャンが誕生した目的は、英国海軍の“弱点”を埋めるためだった。

あのフォークランド紛争で苦境…そこで英国海軍は

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