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【甘辛テレビ】“小出恵介問題”とどこが違う? 番組降板&出演自粛の境界線は…「ぷいぷい」だけじゃない放送業界のモヤモヤ感

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【甘辛テレビ】
“小出恵介問題”とどこが違う? 番組降板&出演自粛の境界線は…「ぷいぷい」だけじゃない放送業界のモヤモヤ感

MBSテレビ「ちちんぷいぷい」で事情を説明する石田英司さん MBSテレビ「ちちんぷいぷい」で事情を説明する石田英司さん

 碓井教授は、降板や出演自粛の境界線として、(1)その人が何をしたか(犯罪や反社会的行為から、今回のような倫理観、さらに人としての失敗に至るまで)(2)当事者の人物像やランク付け、キャラクターなど複合的要素でジャッジされる-としたうえで、こんな見解を示してくれました。

いろんな矢が飛んでくる“1億総文句言い”時代

 「以前なら、それらをメディアが自分たちで判断していました。ところが、現代のような『1億総文句言い』の時代になると、降板させるさせないのどちらに判断してもいろんな矢が飛んでくる。なかなかきれいに裁けない。となると、最も影響力のある『ネット世論』を横目に、あいまいなままおずおずと模様眺めするしかない。でも、それはメディアだけではなく、政界や経済界でも同じことが言えます。豊田さんがいわれる『モヤモヤ感』とは、そんなところじゃないでしょうか」

 なるほど。見事に言い当ててくれました。「ぷいぷい」は4年前の小欄スタートの際、いの一番に取材した、僕にとっても思い入れのある番組。「聖人君子たれ」と奇麗事は言いませんが、報道の世界に身を置く以上、覚悟を持って仕事に臨みたいものです。自戒も込めて。   (豊田昌継)

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