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【東海の議論】ブラタモリは来たが…マドンナもマイケルも「名古屋飛ばし」 コンサートが会場不足で開けない「30年問題」の深刻さ

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【東海の議論】
ブラタモリは来たが…マドンナもマイケルも「名古屋飛ばし」 コンサートが会場不足で開けない「30年問題」の深刻さ

1987年に来日したマドンナ(上右)、マイケル・ジャクソン(上左)は名古屋を“素通り”。会場不足でコンサートが開けない「名古屋飛ばし」は今も…(下右は平成31年に改修工事で使えなくなる日本ガイシホール、下左は会場不足で利用が集中する日本特殊陶業市民会館) 1987年に来日したマドンナ(上右)、マイケル・ジャクソン(上左)は名古屋を“素通り”。会場不足でコンサートが開けない「名古屋飛ばし」は今も…(下右は平成31年に改修工事で使えなくなる日本ガイシホール、下左は会場不足で利用が集中する日本特殊陶業市民会館)

 名古屋市でコンサートやイベントの開催が深刻な会場不足によって困難な状況が続いている。東京や大阪で行われたコンサートが名古屋では開かれない「名古屋飛ばし」は、米人気歌手のマドンナやマイケル・ジャクソンの来日公演が話題を集めた30年前から続いており、今後も既存施設の改修・休館などが相次ぐため、より深刻な事態が予想されるという。高度成長期の東京五輪、大阪万博の昔から、名古屋は何かと“飛ばされる”運命にあるのか。(三宅有)

会場確保、1年以上前から抽選

 かつて名古屋をイジるネタで人気を集めたタモリさんが出演し、各地をロケで巡るNHKの番組「ブラタモリ」が6月10、17日の放送で“名古屋初上陸”を果たし、ネット上で話題になっている。そんな名古屋も人気のコンサートはなかなかやって来ない。

 名古屋市中区の日本特殊陶業市民会館で10月に開かれる三味線ユニット「吉田兄弟」のコンサート。津軽三味線とロック、ポップスを融合し国内外で人気を博すが、名古屋公演は抽選を勝ち抜いて会場を確保し、ようやく実現の運びとなった。

 抽選があったのは昨年9月1日。10団体以上の関係者が固唾をのんで見守るなか、事前抽選で決められた順番で回転式の抽選器を次々と回した。白玉が出れば落選、赤玉が当選。外れを引いた担当者はすぐに携帯電話で会社や事務所と次の手を相談していた。

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