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【名作映画を見てみよう!】トム・クルーズ&スピルバーグの二面性…植民地紛争に重ね 「宇宙戦争」(2005年)

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【名作映画を見てみよう!】
トム・クルーズ&スピルバーグの二面性…植民地紛争に重ね 「宇宙戦争」(2005年)

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 “SFの父”と呼ばれた英の小説家、H・G・ウェルズの代表作「宇宙戦争」(1898年)を英BBC放送がテレビドラマ化するそうです。

 5月4日に同放送が発表したのですが、3部構成のシリーズで、今回は小説の設定通り、舞台は英帝絶頂期の19世紀末、ビクトリア朝時代。来春から撮影に入るといいます。

 「宇宙戦争」といえば1938年、後に映画監督として名をあげる米のオーソン・ウェルズがCBSでラジオドラマ化しましたが、あまりのリアルさに本当の出来事と勘違いされ、パニックが起きたことは有名です。

 そんな逸話を持つこの作品に、米ハリウッドを代表する巨匠のひとり、スティーヴン・スピルバーグ監督が映画化に挑み、全世界で大ヒットさせました。その名もずばり「宇宙戦争」(2005年)です。

 ニューヨーク・ブルックリンの港で貨物用コンテナをクレーンで積み降ろしする作業に従事するレイ(トム・クルーズ)。離婚した妻が実家のボストンを訪問することになり、妻が引き取った息子のロビー(ジャスティン・チャットウィン)と10歳の娘、レイチェル(ダコタ・ファニング)をニュージャージーの自宅で預かることに。

 そんなぎくしゃくした日々を強いられるなか、ある朝、自宅の外を見ると不気味な落雷が続発するなど異常現象が多発。

 すると巨大な地響きとともに地表が割れ、地中から巨大な3本足のロボットのような物体が出現。ブルーのレーザー光線を発射し、逃げ惑う人々を一瞬で灰にします。彼らは全世界で大暴れし、世界がパニックに陥(おちい)るのですが…。

 「E.T.」(1982年)のような心温まるヒューマン路線の作風で知られるスピルバーグ監督。その一方で、「プライベート・ライアン」(1998年)や「ミュンヘン」(2005年)のように、血しぶきや肉片が飛ぶ残虐描写に異常にこだわる一面も…。

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