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【WOMEN】世界女性サミット(下)女性役員登用に「クオータ制」

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【WOMEN】
世界女性サミット(下)女性役員登用に「クオータ制」

世界女性サミットで交流する女性たち。会場ではさまざまな議論が繰り広げられた(Global Summit of Women提供) 世界女性サミットで交流する女性たち。会場ではさまざまな議論が繰り広げられた(Global Summit of Women提供)

 女性取締役4年で2倍 

 「英国では、大半の人はクオータ制に反対だった」と話したのは、英クランフィールド国際女性リーダーセンター創設者のスーザン・ビクニームさん。同国では取締役の女性割合が、11年の12・5%から15年に25%という「達成可能かつ野心的な」目標値を設定した。優秀な人材探しを後押しするシステムや、優良企業の表彰、女性が働きやすい労働環境の整備といった多角的な取り組みを展開して目標を達成。昨年10月は、26・6%になった。

 一方、日本政府は上場企業の女性役員比率を平成32(2020)年に10%にするとの目標を掲げるが、昨年7月時点では3・4%。安倍晋三首相は「まずは役員に1人、女性を登用していただきたい」と経済界に要望している。

ダイヤの原石

 日本の現状について、食品会社「JCコムサ」代表取締役会長の大河原マール愛子さんは「日本の取締役会の多くは内部の者で構成され、長年、長時間働いた人へのご褒美となっているため、女性が入りにくい」と説明。「多くのCEOが『有能な女性の数が足りない』というが、国内企業の99・7%を占める中小企業のうち、4分の1程度は女性経営者なのです」と強調し、「女性にも経営能力はある。ダイヤの原石を磨かなければ」と訴えた。

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