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【エンタメよもやま話】極道ヘルパー、変態ケアマネ、老人はカネ…「絶望の超高齢社会 介護業界の生き地獄」が暴く〝不都合な真実〟

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【エンタメよもやま話】
極道ヘルパー、変態ケアマネ、老人はカネ…「絶望の超高齢社会 介護業界の生き地獄」が暴く〝不都合な真実〟

介護現場の“不都合な真実”を暴露する衝撃の1冊「絶望の超高齢社会 介護業界の生き地獄」(小学館)https://www.shogakukan.co.jp/books/09825282 介護現場の“不都合な真実”を暴露する衝撃の1冊「絶望の超高齢社会 介護業界の生き地獄」(小学館)https://www.shogakukan.co.jp/books/09825282

 さて、今週、ご紹介する“エンターテインメント”は、久々となる話題の新書のご紹介でごさいます。

 内閣府が昨秋に発表した「平成28(2016)年版高齢社会白書」によると、平成27年の10月1日時点の日本の人口は1億2711万人ですが、このうち65歳以上の人は全体の26・7%、人数にして3392万人で、約4人に1人が、年金の支給が開始される“高齢者”です。

 さらに、45年後の平成72年には高齢化率が39・9%に達し、国民の2・5人に1人が65歳以上に。また75歳以上の人口が総人口の26.9%を占め、4人に1人が75歳以上になるとみられています。

 まさに世界に類を見ない“超高齢化社会”を迎えるわけですが、そうした事態を受けて昨今、にわかに注目を浴びているのが介護業界です。

 東京五輪の開催から5年後となる2025(平成37)年には、いわゆる団塊の世代(昭和22年~24年に生まれた人)が全員75歳以上の後期高齢者となり、介護職は100万人も足りなくなるといわれています。

 ところが、介護の仕事といえば“低賃金で重労働”なのはよく知られた話。そのせいで介護職や介護の現場がいま、想像を絶する大変な状況に置かれているというのです。

 そんな介護現場の“不都合な真実”を暴露した衝撃の1冊が登場し、物議を醸しているのです。「絶望の超高齢社会 介護業界の生き地獄」(著者・中村淳彦氏、小学館新書、760円+税、5月31日発売 https://www.shogakukan.co.jp/books/09825282 )です。今週の本コラムは、いろんな意味で凄過ぎるこの新書の中身についてご紹介いたします。

▼「絶望の超高齢社会 介護業界の生き地獄」(小学館)紹介のページ(外部サイト https://www.shogakukan.co.jp/books/09825282 )

■高齢者デイサービスセンターを運営し痛感…「介護の世界は不倫が…」

 <「高齢者と介護の仕事は、好き。だけど、介護の仕事をしてから、人生がおかしくなりました。負の連鎖がずっと続いています」「…でも、介護がこんな危険な世界とは夢にも思わなかった。今回も含めていろいろな失敗をしています。本当に酷(ひど)い世界です」>

 本書ではまず、こう嘆くバツ2で子持ちのシングルマザー(46歳)の悲惨過ぎる日々から始まります。

入居9割近く、ベッドに体を拘束…

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