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【竹島を考える】韓国のスペシャル番組「独島100年の時間」の欺瞞 嘘八百の主張を打ち崩すには 下條正男・拓殖大教授

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【竹島を考える】
韓国のスペシャル番組「独島100年の時間」の欺瞞 嘘八百の主張を打ち崩すには 下條正男・拓殖大教授

今年1月、竹島に上陸した韓国南東部、慶尚北道の金寛容知事(中央)。竹島問題で“攻勢”をかける韓国に対し、日本が打つべき手は…(フェイスブックから、共同) 今年1月、竹島に上陸した韓国南東部、慶尚北道の金寛容知事(中央)。竹島問題で“攻勢”をかける韓国に対し、日本が打つべき手は…(フェイスブックから、共同)

 この詐欺まがいの韓国側の広報に対して、資料を羅列しただけの報告書では、歯が立たない。

主張論破され、新たな論理開発に走る韓国

 今日、竹島問題は、韓国側が主張する理不尽な歴史認識を糺(ただ)す段階にある。竹島問題は、島根県竹島問題研究会が2014年に刊行した『竹島問題100問100答』で、ほぼ決着がついているからだ。

 島根県の竹島研究では、竹島を韓国領とする文献や古地図に対して、韓国側の文献解釈の誤りを指摘したが、韓国側ではそれに対する反証ができずにいる。

 そこで韓国側は主張が批判されると、「独島を韓国領とする論理を開発しなければならない」と強調するようになった。論破された事実を認める代わりに、争点を移して、新たな「論理を開発」することにしたのである。

 その「論理を開発」した結果が、慶尚北道独島史料研究会の『「竹島問題100問100答」批判』や、韓国側の論理をそのまま使った名古屋大学の池内敏教授の『竹島-もうひとつの日韓関係史』(中公新書)である。

 だが、韓国領でないものを韓国領とするのは、無理がある。逆に、独島が韓国領でなかった事実を立証し、墓穴を掘ってしまったといえる。日本側としては韓国側のオウンゴールを誘い、挑発を続ければよいのである。

文献や古地図を集めるだけでは無意味

 「『YTNスペシャル』大韓民国独島100年の時間」には、韓国側と協同し、「竹島の日」条例を撤廃させようと法廷闘争を挑んだ『「竹島の日」を考え直す会』の久保井規夫氏が登場する。

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