産経WEST

【竹島を考える】韓国のスペシャル番組「独島100年の時間」の欺瞞 嘘八百の主張を打ち崩すには 下條正男・拓殖大教授

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【竹島を考える】
韓国のスペシャル番組「独島100年の時間」の欺瞞 嘘八百の主張を打ち崩すには 下條正男・拓殖大教授

今年1月、竹島に上陸した韓国南東部、慶尚北道の金寛容知事(中央)。竹島問題で“攻勢”をかける韓国に対し、日本が打つべき手は…(フェイスブックから、共同) 今年1月、竹島に上陸した韓国南東部、慶尚北道の金寛容知事(中央)。竹島問題で“攻勢”をかける韓国に対し、日本が打つべき手は…(フェイスブックから、共同)

 内閣官房の「領土・主権対策企画調整室」は5月12日、『尖閣諸島及び竹島に関する資料調査報告書』(以下、報告書)をネット上に公開した。韓国側の反応は、共同通信の報道を複数のメディアが翻訳して伝えた程度で、「(この資料は)日本の主張を重ねて立証するもの」とした松本純担当相の発言は無視された。

 YTN(韓国のニュース専門テレビ局)の電子版は、「報告書に収められた独島(竹島の韓国側呼称)関連の資料は、日本がこれまでの間、『独島は日本の領土』とする偽りの主張をしながら、提起してきた根拠と差がない」と報じたが、これが全てを物語っている。松本担当相は、「日本らしく丁寧に、客観的なエビデンスを内外に発信していく」そうだが、現実は甘くない。

説得力ある韓国側の主張

 報告書が公開される10日前、韓国の国策研究機関「東北アジア歴史財団」(独島研究所)のホームページには、昨年8月にYTNが放映した「『YTNスペシャル』大韓民国独島100年の時間」(約100分)が掲載され、その1週間前には、東北アジア歴史財団制作の「独島広報映像」(約7分)が公開された。

 「独島広報映像」は、「日本の独島領有権主張の虚構性を客観的な事実を根拠に説明する」ために制作され、その欺瞞(ぎまん)に満ちた主張には説得力がある。

「『YTNスペシャル』大韓民国独島100年の時間」も、東北アジア歴史財団の協力で制作され、「6世紀から韓国領だった竹島が、日露戦争の最中の1905年、日本に侵奪された」とする“歴史認識”で一貫している。

続きを読む

「産経WEST」のランキング