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原爆資料館「アウシュビッツ博物館」と連携へ…「戦争」テーマ、職員を長期派遣、資料保存など共同研究

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原爆資料館「アウシュビッツ博物館」と連携へ…「戦争」テーマ、職員を長期派遣、資料保存など共同研究

ポーランドのアウシュビッツ・ビルケナウ博物館(原爆資料館提供) ポーランドのアウシュビッツ・ビルケナウ博物館(原爆資料館提供)

 広島市の原爆資料館が、第二次世界大戦時のナチス・ドイツのユダヤ人迫害を伝えるポーランドのアウシュビッツ・ビルケナウ博物館と職員長期派遣などの連携で基本合意したことが9日、関係者への取材で分かった。ともに戦争の悲劇をテーマにした施設として、劣化の進む資料の保存方法や次世代に継承していく方策などを共同研究する。

 原爆資料館は被爆者の高齢化が進む中、今年度から戦争をテーマにした海外の類似施設との連携を本格化。これまでにハンガリー・ブダペストの「岩の病院・核の避難所博物館」などとの間で連携交渉を進めている。

 新たに連携するアウシュビッツの博物館は、収容所施設だけでなく、収容者の靴やめがねといった遺品類も大量に保管、展示。その保存方法を大学と共同研究しているほか、青少年の指導にあたる教員を招いて館内見学をするなど次世代教育にも力を注いでいる。

 原爆資料館の志賀賢治館長が欧州訪問に合わせて、こうしたノウハウを学ぶため6月3日、アウシュビッツの博物館を訪れ、副館長と面会。連携を申し出たところ快諾を得た。

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