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【軍事ワールド】「誤差7メートル」は白昼夢か? 北朝鮮が「精密誘導ミサイル開発」の虚勢 “武器自慢”もネタ切れか

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「誤差7メートル」は白昼夢か? 北朝鮮が「精密誘導ミサイル開発」の虚勢 “武器自慢”もネタ切れか

北朝鮮の軍事パレードに登場した、精密誘導システムを導入した弾道ミサイル=4月15日、平壌(共同) 北朝鮮の軍事パレードに登場した、精密誘導システムを導入した弾道ミサイル=4月15日、平壌(共同)

 「誤差7メートル」はホンモノか-。北朝鮮の中央通信は5月30日、米空母を攻撃できる「精密誘導システムを導入した弾道ミサイルの開発に成功した」と報じた。ミサイルは29日に東部の元山(ウォンサン)から発射、日本海の日本の排他的経済水域(EEZ)内に弾着させたとみられているが、驚くことに同通信は「7メートルの誤差で目標点に命中した」と主張した。北朝鮮の科学力と軍事力では実現は限りなく不可能に近い。謎の発表の裏には、北朝鮮の切羽詰まった実情がある。(岡田敏彦)

水平線の向こうには

 同通信によると、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が敵艦船を精密攻撃できるよう開発を指示したといい、実験にも金委員長が立ち会うなど重要な実験だったのは間違いない。同通信が報じた発射のモニター映像では、黒い画面に緑の線が延びていき、「着弾」「誤差7メートル」などの文字が表示されるなど、信じがたい精度をアピールした。しかし、こんな“離れ業”を実現する技術力は北朝鮮には皆無だ。

 米空母を攻撃するためには、まず米空母を捜索、発見するなど、位置を特定する作業が不可欠だが、北朝鮮にはこの第一段階から極めて困難だ。北朝鮮の海岸に立って双眼鏡をのぞけば、遠くに巨大な米空母が見える-。そんな現実はありえない。

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