産経WEST

【動画】半世紀近く逃亡、完全黙秘 人定作業難航の末に特定 渋谷暴動の大坂容疑者再逮捕

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【動画】
半世紀近く逃亡、完全黙秘 人定作業難航の末に特定 渋谷暴動の大坂容疑者再逮捕

移送される大坂正明容疑者 =7日午後、大阪国際空港(伊丹空港)(山田哲司撮影) 移送される大坂正明容疑者 =7日午後、大阪国際空港(伊丹空港)(山田哲司撮影)

 渋谷暴動事件(昭和46年)をめぐり警視庁に指名手配され、半世紀近くにわたって逃亡を続けていた過激派「中核派」の大坂正明容疑者(67)が7日、殺人容疑などで警視庁に逮捕された。公務執行妨害容疑で大阪府警に逮捕されてからの20日間、「完全黙秘」を貫いた大坂容疑者。半世紀近く前の事件で十分な資料もなく人定作業は難航したが、府警は慎重に客観証拠を積み上げ、男が大坂容疑者だと特定した。

 「100%(本人だと)裏付けるのは、正直不可能。これ以上ないところまで客観的な証拠を積み上げた」。ある府警幹部は、こう明かした。

 広島市内のマンションで捜索中の捜査員に体当たりしたとして、大坂容疑者が逮捕されたのは5月18日。その後は「『お茶をください』と言ったくらいで、ほぼ会話もしない」(捜査関係者)という態度で、全く調べに応じなかった。

 供述が得られない中、大きな支えになったのはDNA型鑑定だった。生前に提出を受けていた大坂容疑者の母親(故人)のDNA型を照合したところ、「血縁関係があるとみて矛盾がない」との結果が出た。父親がすでに亡くなり入手できていなかった父系のDNA型についても、親族男性のものと照合し、「親族関係の可能性を否定しない」との結果が得られた。

 顔の特徴などについても、手配書とは別に学生時代の顔写真を入手し判定。いずれも、黙秘を続ける男が大坂容疑者である可能性が高いことを示す結果だったという。

次ページに移送の様子を捉えた動画

このニュースの写真

  • 半世紀近く逃亡、完全黙秘 人定作業難航の末に特定 渋谷暴動の大坂容疑者再逮捕
  • 半世紀近く逃亡、完全黙秘 人定作業難航の末に特定 渋谷暴動の大坂容疑者再逮捕
  • 半世紀近く逃亡、完全黙秘 人定作業難航の末に特定 渋谷暴動の大坂容疑者再逮捕

関連ニュース

「産経WEST」のランキング