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【田淵幸一物語・第4部(4)】実現まで5年の歳月を要した「江川対決」 昭和58年の日本シリーズの結果は?

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【田淵幸一物語・第4部(4)】
実現まで5年の歳月を要した「江川対決」 昭和58年の日本シリーズの結果は?

昭和58年10月29日、日本シリーズ第1戦で巨人・江川(左)から左翼へ先制3ランを放った西武・田淵 昭和58年10月29日、日本シリーズ第1戦で巨人・江川(左)から左翼へ先制3ランを放った西武・田淵

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 今のようにセ・パ交流戦もなかった時代。巨人に入団した江川と西武へ移籍した田淵との「対決」が実現するのに、実に5年もの歳月がかかった。昭和58年の「日本シリーズ」である。

 広岡監督率いる西武は前年の57年、中日を破り初の「日本一」に輝いた。だが、広岡はそれで良しとはしなかった。「巨人を倒して初めて、本当の日本一になったといえる」と打倒・巨人を宣言。そして2年連続でこの大舞台に臨んでいた。

江川攻略が日本一のカギ

 巨人を倒せるかどうか。それは江川を打てるか否かにかかっていた。10月10日にリーグ優勝を決めてからの西武は、徹底的に「江川攻略」に取り組んだ。スコアラーのデータ分析はもちろん、各テレビ局から江川の投げた試合すべてのビデオテープを入手。

 どの状況でどういうタマを投げるのか。投球パターンや投球フォームのクセ。“江川研究”は彼の性格分析にまで及んだという。

 「まだ1度も対戦したことがなかったけれど、第1戦を迎えるころには、オレたちは江川という投手、江川という人間を熟知していた。毎日毎日、ビデオを見続けたからね。夢にまで出てきそうだったよ」

 10月29日、西武・所沢球場での第1戦。巨人の先発は江川。一回に1点を先制した西武は二回、江川に襲いかかった。

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