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駆除の鳥獣水増し 報酬の不正取得相次ぐ 仕留めた1頭の写真、角度を変えて複数に見せかけ

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駆除の鳥獣水増し 報酬の不正取得相次ぐ 仕留めた1頭の写真、角度を変えて複数に見せかけ

 捕獲した1頭のイノシシを複数に見せかけた写真(鹿児島県霧島市提供)  捕獲した1頭のイノシシを複数に見せかけた写真(鹿児島県霧島市提供)

 農林業に害を及ぼす鳥獣を駆除した猟師が、自治体から報酬を不正に受け取るケースが相次いでいる。イノシシ1頭を別の場所や角度で撮影して捕獲数を水増しするといった手口が多く、鹿児島県霧島市は30日、うその報告が252件あったと発表した。確認の甘さを突く不正がまだ潜んでいる恐れがあるとみて、農林水産省は全国一斉の実態調査に乗り出した。

 報酬は国の交付金を元手に各地の自治体が平成25年度に支払いを始めた。イノシシやシカだと国は1頭8千円を負担し、金額を独自に上乗せする自治体もある。

 ところが、霧島市では25~28年度のイノシシやシカ、カラスなどの捕獲に偽装が判明した。過失を含む不正受給申請は29人の計241万円余りに及び、全額返納を求める。前田終止市長は「虚偽を見抜けなかったのは遺憾だ」と謝罪した。

 この報酬は、兵庫県佐用町の猟師2人も26~28年度の事業で計44万円を不正受給していた。対象外の期間や狩猟法で捕まえたイノシシとシカの写真を使っていたという。

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