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【弁護士会 「左傾」の要因(3)】日弁連〝訴訟不敗〟、政治闘争に「お墨付き」与えた裁判所 「自制論」ことごとく退け

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【弁護士会 「左傾」の要因(3)】
日弁連〝訴訟不敗〟、政治闘争に「お墨付き」与えた裁判所 「自制論」ことごとく退け

スパイ防止法反対決議をめぐる無効確認訴訟の東京高裁判決。日弁連の政治闘争に「お墨付き」を与えた スパイ防止法反対決議をめぐる無効確認訴訟の東京高裁判決。日弁連の政治闘争に「お墨付き」を与えた

「左右でなく上下に分裂」と予言

 スパイ防止法訴訟が起きたころ、法曹人口拡大をめぐっても日弁連を二分する論争があった。両派の対立を調停する形で、一連の司法改革を進めたのが「平成の鬼平」といわれた故中坊公平=平成25年死去=だった。中坊は2年の日弁連会長選で当選した際、こう述べた。「最も重要なことは約1万4千人の弁護士が一致結束して仲間割れしないことだ」

 日弁連の戦後を描いた「こんな日弁連に誰がした?」(平凡社新書)の著者がある弁護士の小林正啓(54)=大阪弁護士会=は、中坊が「左右の思想対立を統合する役割を担った」と評価する。司法改革は結実して弁護士人口は今や4万人に迫り、昨今の対立軸は思想ではなくなってきたと分析する。

 日弁連の反安保など政治闘争路線に反発を覚える弁護士は若手になるほど多いとされる。それはイデオロギーというよりも、「高い会費を無駄に遣うな」という経済の問題だという。

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