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【弁護士会 「左傾」の要因(1)】「反改憲」が日弁連会長選の公約トップ 「左派色最も強い」会派がサポート…「ウルトラ保守」政治家への献金で波乱

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【弁護士会 「左傾」の要因(1)】
「反改憲」が日弁連会長選の公約トップ 「左派色最も強い」会派がサポート…「ウルトラ保守」政治家への献金で波乱

日弁連会長は事実上、「会派」と呼ばれる〝派閥〟の動きで決まる。現会長の中本和洋氏への支援で中心的役割を果たしたのは、大阪弁護士会で「左派色が最も強い」とされる会派「春秋会」。中本氏は当選直後の記者会見で「反改憲」を打ち出した― 日弁連会長は事実上、「会派」と呼ばれる〝派閥〟の動きで決まる。現会長の中本和洋氏への支援で中心的役割を果たしたのは、大阪弁護士会で「左派色が最も強い」とされる会派「春秋会」。中本氏は当選直後の記者会見で「反改憲」を打ち出した―

 春秋会は共産党系弁護士が多く所属。7会派で「左派色が最も強い」(ベテラン弁護士)会派だ。複数の日弁連会長を輩出し、人権擁護や消費者問題など日弁連で活動的な委員会の委員を務める会員が「圧倒的に多い」(関係者)。

 元大阪弁護士会長の一人は「選挙戦で最も動いてくれるのが春秋会だ」と語る。その理由として、共産党は全国に党の組織があるとした上で「各地の共産党系弁護士は選挙で熱心に動く人が多い。どこの弁護士会にも連絡できて、集会に人を集められる」と説明する。

 過去の日弁連会長選で影響力を行使してきた春秋会は今回も、「平和問題にうとい」と一部で反発があった中本への支持を固める中心的役割を果たした。

 春秋会関係者は「平和問題を公約のトップにしないと選挙は戦えなかった」と振り返り、こう吐露した。

 「春秋会が日弁連執行部の政策に関与していくためにも、選挙に力を入れた。私はお目付け役だったのかな。『右に行かないように引っ張れ』と」(敬称略)

× × ×

 さまざまな思想、信条を持つ弁護士が登録する強制加入団体であるにもかかわらず、安全保障関連法への反対など政治闘争に走る日弁連。なぜ、左傾的偏向がまかり通るのか。組織にひそむ要因や問題点を考える。

 【用語解説】日弁連会長選挙

 2年に1度、2月に実施する。公示の10日前時点で弁護士名簿に記載された会員が投票権を持つ。公示から投票日は30日間で、不在者投票も可能。当選するには「得票数が最多」「3分の1超の弁護士会で最多得票を獲得」との条件を満たす必要がある。一部の例外を除き、会員数が多い東京の3弁護士会と大阪弁護士会の会長経験者が立候補し、主要会派(派閥)をまとめて当選するケースが多い。

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