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【弁護士会 「左傾」の要因(1)】「反改憲」が日弁連会長選の公約トップ 「左派色最も強い」会派がサポート…「ウルトラ保守」政治家への献金で波乱

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【弁護士会 「左傾」の要因(1)】
「反改憲」が日弁連会長選の公約トップ 「左派色最も強い」会派がサポート…「ウルトラ保守」政治家への献金で波乱

日弁連会長は事実上、「会派」と呼ばれる〝派閥〟の動きで決まる。現会長の中本和洋氏への支援で中心的役割を果たしたのは、大阪弁護士会で「左派色が最も強い」とされる会派「春秋会」。中本氏は当選直後の記者会見で「反改憲」を打ち出した― 日弁連会長は事実上、「会派」と呼ばれる〝派閥〟の動きで決まる。現会長の中本和洋氏への支援で中心的役割を果たしたのは、大阪弁護士会で「左派色が最も強い」とされる会派「春秋会」。中本氏は当選直後の記者会見で「反改憲」を打ち出した―

憲法…選挙の帰趨決める要因

 大企業の顧問弁護士を務め、民事司法改革に強い関心を向ける中本が、公約のトップに「平和」を掲げ、稲田献金の火消しに追われたのは、憲法への姿勢が会長選の帰趨(きすう)を決める重要な要因だったことを物語る。その背景には、大きな単位弁護士会内にある「会派」と呼ばれる〝派閥〟の存在がある。

 日弁連会長は一部を除き、東京の3弁護士会と大阪弁護士会の会長経験者が選出されてきた。この4単位会内にある会派の数は4~8。最大の会員数を誇る東京弁護士会には会派内会派まで存在する。会派への入会率や所属人数はまちまちだが、主要会派がまとまって統一候補を立て、反執行部系の対立候補を破る-。会長選が繰り返してきた流れは、中本の選挙でも同じだった。

 中本を代表に据えた「希望と活力にあふれる司法を創る会」大阪本部には、大阪弁護士会に7つある会派が結集。特別顧問や代表世話人に元日弁連会長・同会会長が名を連ね、主要会派が政策を練り上げた。昨年2月の会長選の半年前には政策集を完成させ、秋以降も東京などで集会を重ねて中本を支えた。

 会派はもともと、日弁連会長選や単位会幹部人事への影響力確保を目的に結成されたものだ。会派の中核を担う弁護士は単位会や日弁連の執行部を形成していく。関係者の証言では、弁護士会会務に熱心な会員は「左派」が多く、彼らが執行部の主導権を握る構造になりやすいのだ-という。

「あまり右に行かぬよう」

 中本は大阪弁護士会の7会派のうち、大企業の顧問弁護士が多いとされる「一水会」に所属するが、別会派の「春秋会」が選挙戦を強力にサポートした。

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