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世界遺産が教室だ 「清水寺×立命館大」「二条城×同志社大」…京都の学生が観光・地域振興学ぶ

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世界遺産が教室だ 「清水寺×立命館大」「二条城×同志社大」…京都の学生が観光・地域振興学ぶ

   

 このうち、同志社大が二条城で行う授業では、マーケティングの手法を用い、特産品や観光名所のPRだけでなく地域を視野に入れた新しいプロモーション方法を考案する。また、上賀茂神社と京産大の授業では、神社関係者、周辺地域に対するヒアリングなどを行い、広報展開や行事を提案し、実施することを目指している。

 龍谷大3年、徳田舞美さん(20)は昨年度、醍醐寺での授業に参加した。夏季休暇中に1泊2日で醍醐寺に泊まり込んで僧侶らと課題について話し合うなどし、僧侶や地域住民が交流できるカフェの運営などを実現。「僧侶の方は本気で学生に向き合ってくれた。醍醐寺のファンになりました」と話す。

 大学コンソーシアム京都では、加盟約50大学(短大含む)の間で、ほかの大学で習得した単位を自分の大学の単位にできる「単位互換制度」を採用。京都世界遺産PBL科目に関してもこの仕組みを使い、科目を設定した6大学に在籍していない加盟大学の学生が受講した場合でも、それぞれが通う大学の単位にできるという。

 醍醐寺での授業を担当する龍谷大の笠井賢紀准教授(34)は「授業を通して、寺が単なる観光地ではなく、より特別な場所に変化する」と授業の意義を強調。醍醐寺の仲田順英総務部長(53)は「学生と僧侶、地域など多くのつながりが構築されてきている。長い歴史の中で人々が受け継いできた文化を、少しでも学生に感じてほしい」と期待を込めている。

 京都世界遺産PBL科目 「PBL」は「Project Based Learning」の略で、学生自らが課題を発見し解決策を提案する能動的学習を指す。今年度は6大学が授業を行うが、単位互換制度のもとで実施されており、京都以外の学生も履修可能。過去には早稲田大の学生も授業を受けたことがあるという。

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