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90年ぶり、水草バイカモが京都で開花 10年の試行錯誤へて 府立植物園

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90年ぶり、水草バイカモが京都で開花 10年の試行錯誤へて 府立植物園

京都府立植物園で開花したバイカモ=京都市左京区 京都府立植物園で開花したバイカモ=京都市左京区

 そうした中、鴨川の水をくみ上げて流している園内の小川に、それより水温の低い地下水を組み合わせてはどうかと発案し、昨年秋に栽培場所に設定。一定の水温と日光を確保するため、小川の周囲に茂る木々を剪定(せんてい)して長さを整えるなどの調整を続け、5月上旬に初めて開花を確認した。

 水生植物の担当で、10年前からバイカモの生育に携わってきた同園の企画係長、平塚健一さん(48)は「自然との戦いというと大げさかもしれないが、雨や悪天候など人の手に負えないものがあった。細かい環境の調整に苦労した。でも、いま咲いている花の白と水草の緑のコントラストをみると、ほっとします」と話していた。

 同園によると、バイカモは晴れた日の翌日に多くの花を咲かせるという。見頃は6月上旬まで。

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