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【車いすでみるなら(47)】未来を感じる電動車いす

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【車いすでみるなら(47)】
未来を感じる電動車いす

「B-Freeレンジャー」は、キャタピラで階段を後ろ向きにゆっくり上る 「B-Freeレンジャー」は、キャタピラで階段を後ろ向きにゆっくり上る

 先月、大阪市のインテックス大阪で開催された「バリアフリー2017」展で、話題の電動車いすに試乗してきました。

 「WHILL株式会社」の「WHILL」は、2015年のグッドデザイン大賞を受賞した、とてもスタイリッシュな電動車いす。従来の電動車いすとは異なる新しいカテゴリー「パーソナルモビリティ」と称しています。

 実際の操作性はどうだろうと試乗してみて、新たな驚きが。まず、マウス型の操作レバーがとても使いやすい! 私は自分の簡易型電動車いすでジョイスティックを軽く握るように持ち操作していますが、マウス型だと掌を乗せて軽く操作できるので、さらに直感的で快適です。

 左の手元には速度調節や起動スイッチが一体になったレバーがあります。私は左手指の動きが弱いので、操作に少し手間取りました。

 今回試乗した「WHILLモデルA」は四輪駆動。7センチ半の段差を難なくクリアでき、砂利の上でもほとんど速度を落とすことなく進みます。また、向きが固定された前輪は「全方位タイヤ」なので、方向を変えるときは地面に設置した部分が横回転し、スムーズに旋回できます。

 この4月に発売された「モデルC」は二輪駆動で軽量化され、3分割してセダン車のトランクに積み込めます。これはかなり画期的! 価格もモデルAの半額以下(本体価格45万円、非課税)です。

 ただ、少し気がかりなことも。モデルAは7センチ半、モデルCは5センチの段差を越えられるとのことですが、街中にはそれ以上の段差が意外に散在しています。路面店の入り口前に10センチほどの段差があるのはよくあることです。

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